風来ガール、なんか書く。

Put yourself in spider's shoes.

ここに、2つの話がある。

 

1つ目の話。

英語には
put (oneself) in (someone's) shoes.
※(   )の中の再帰代名詞は、シチュエーションによって変える。

という言い回しがある。

直訳すると、誰かの靴に自分自身の身を置く。
つまり、「相手の立場になって考える」ということだ。

 

2つ目の話。

我が家ではアラゴグごっこがある。皆さんはアラゴグをご存知だろうか。
そう、あれだ。
我が家で大人気ハリーポッターシリーズで、ハグリッドの友であり、秘密の部屋に住むスリザリンの怪物と勘違いされ、ハリーとロンを食べかけた、あの巨大クモ、アラゴグのことである。

(え?そんなの知ったこっちゃないよ!ってか前置き長いよって?) 

ちなみに、ハリーポッターシリーズ2作目「ハリーポッターと秘密の部屋」では、クモの列がハグリットの家の窓から禁じられた森へと続いているシーンがあるが、その時クモが列をつくっていたのは、バジリスクが来る前触れということだったらしい。

蜘蛛が逃げ出すのはバジリスクが来る前触れである。なぜならバジリスクはクモの宿命の天敵だからである。ー「最も恐ろしい怪物たち」 

始めて知ったぞ!ハリーポッターファンを公言していたが、まだまだ勉強不足だ。

このFANDOMというサイトには、かなりマニアックなハリポタ情報が載っており、愛用させていただいている。

harrypotter.fandom.com

 更にちなみに、クモが列をつくっているシーンでは、ハグリッドがクモの方へ目線を向けながら、透明マントの中にいるハリーとロンに「もし何かを見つけたけりゃ、クモの後を追っかけな」とメッセージを残して、アズカバンに連れて行かれる。

そいで、クモの列の後を辿って禁じられた森へ行ったハリーとロンは、スリザリンの怪物はアラゴグではないということ、50年前に秘密の部屋を開けたのはハグリッドではなかったということを知るが、アラゴグに襲われ散々な目に合う。

 

話を戻すと、アラゴグごっこというのは、
(ちょっと不気味な声で) アラゴグ...アラゴグ...」
と言いながら、アラゴグになりきって、手をクモのように動かすという遊びだ。

 

だいぶ2つ目の話が長くなったが、この2つの話がどうつながるか。

 

ふいに、おとんがアラゴグごっこを始めたとき。
おとん「最近掃いても掃いても、本堂にクモが巣はってるんだよなぁー。」
私「クモからしたらさ、つくってもつくっても家壊されるんだよなぁーーー
  ( ´Д`)=3」

 

Put youself in spider's shoes. ということである。